ドルチェグストのよくある故障3選とそれぞれの対処法!

ドルチェグストのよくある故障3選とそれぞれの対処法! ドルチェグスト

ドルチェグストが正常に作動しなくなってしまった!

でも何が原因でどう対処していいのかわからない、といった方向けに、以下ではドルチェグストでよくある故障を3つ紹介し、それぞれの対処法を紹介します。

よくあるドルチェグスト故障3選!

普段より抽出のときの出がよくない

マシンの電源は問題なく入る。

ただ、抽出の際の出が普段よりよくないといった故障はよくあることです。

抽出の精度が落ちれば、抽出量が減ってしまうばかりでなく、味が落ちてしまうことも起こりえます。

では、何が原因で、どのように対処すれば問題なく抽出できるようになるのでしょうか。

以下で紹介します。

原因

まず、この場合の原因としては、一定期間以上清掃が行われていないままの状態が続き、湯垢が詰まっていることが考えられます。

ドルチェグストは機械なので、定期的にメンテナンスが必要です。

目安としては一般的に、1年間毎日3,4杯抽出した場合と言われていますが、抽出に違和感があれば、その時点で対処が必要でしょう。

対処法

この場合の対処法は、ドルチェグストの清掃が効果的です。

まず最初に、湯垢を取り除くためには、メンテナンス方法を確認しましょう。

メンテナンス方法は、ドルチェグストの機種によって変わってきます。

1. 説明書か、ネスレ公式ホームページで確認するようにしましょう。確認したら、洗浄剤を決められた量の水に溶かします。

2. 洗浄剤が溶けたらマシン本体のタンク内の水を全て抜き、洗浄剤が溶けた水を流し入れます。

3. タンクをマシンにセットして電源ボタンを5秒間長押しします。

4. 受け皿に大きめの容器をセットし、水量をメモリ7でセットしたあと、ホットで抽出すれば洗浄は完了です。

完了したら、必ず複数回に渡ってマシン内部をすすぐ作業を忘れないでください。

洗浄とすすぎが完了すれば、あとは問題なく抽出できるようになるはずです。

また、湯垢洗浄剤の主成分はクエン酸なので、洗浄剤がない場合はクエン酸で代用も可能です。

お湯が出ない

ドルチェグストのマシンからお湯が出ない、という問題は、最も多い故障の1つとなっています。

では、お湯が出ない原因と対処法はどのようなものがあるのでしょうか。

以下で紹介します。

原因

ドルチェグストからお湯が出なくなってしまう故障の原因としては、ポンプ内部の乾燥が考えられます。

一定期間以上、しばらく使用していない状態で、すすぎをせずに急に作動させてしまうと起こります。

また、ドルチェグスト本体の内部にあるポンプ自体が消耗して細くなってしまっていることも考えられます。

以下の対処法では、この2つの原因それぞれの対処法を紹介します。

ポンプ内部乾燥の対処法

まず、ポンプ内部の乾燥が原因でお湯が出ない場合は電源を入れ直してみましょう

何度か電源を入れ直してもお湯が出ない場合は、電源を消して少し勢いをつけてタンクを設置してみます。

一度お湯が出れば、途切れることはなかなか無いので、普段より少し勢いをつけてタンクを設置することで、水の通り道の確保をしやすくするためです。

それが終われば給水タンクに満タンまで水を入れ、電源を消して1時間ほど放置しましょう。

1時間後、再度抽出すると、お湯が問題なく出るはずです。

2つの原因うち、どちらか判断がつかない場合は先にこちらの対処法を試してみてください。

ポンプ自体が細くなってしまった場合の対処法

1つめの対処法でもお湯が出ない場合は、ポンプ自体が細くなってしまっている可能性が高いです。

この場合は、それ以上下手に触らず、ドルチェグストのサポートデスクに問い合わせるようにしましょう。

これまで述べた通り、ドルチェグストは機械なので、センシティブです。

説明書に載っているメンテナンス方法で対処出来ない場合はサポートデスクに問い合わせるようにしましょう。

ランプが赤い点滅から緑点灯にならない、抽出が途中で止まってしまう

ランプが赤い点滅から緑の点滅にならない。

抽出が完了せず、毎回途中で止まってしまう、といったケースの故障もよくあります

この場合の原因はどこにあり、どのような対処をすれば問題なく抽出が完了するのでしょうか。

以下で紹介します。

原因

この故障の原因は、主に電力不足にあります。

ドルチェグストの消費電力は、1460Wが必要です。

ほとんどのドライヤーを強で使用した場合の消費電力が1200Wと考えると、ドルチェグストが多くの電力を必要とすることがわかります。

多くの場合、必要な電力が足りないことから正常に抽出されないといった原因で故障が起こると考えられます。

対処法

この場合はまず、コンセントを確認してみてください。

もしタコ足配線で他の電子機器と一緒に使っている場合、タコ足配線からプラグを抜き、単独でコンセントにつなぐようにしてください。

理由は、一般的な家庭用コンセントで使用できる電力は、1箇所につき1500Wまでだからです。

どうしてもタコ足配線を使用する場合は、ドルチェグストを使用するときだけ、他の電子機器の使用を止めることをおすすめします。

まとめ

以上、ドルチェグストでよくある故障3つとその対処方を紹介しました。

基本的なメンテナンスは説明書を読めば対処可能ですが、少しでも不安な場合はネスレ公式でチェックするか、ドルチェグストのサポートデスクに問い合わせるようにしましょう。